勿忘草 -ワスレナグサ-

色々なことを思い返すためにちょっとずつ
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ナニワ・モンスター

作品名:ナニワ・モンスター
作者名:海堂尊
あらすじ 
 2009年、関西最大の都市である浪速府で、新型インフルエンザの
 国内初の発症例が報告された。

 発症を報告した浪速診療所名誉院長の菊間徳衛は、浪速市医師会の講演で
 この新型インフルエンザの死亡率が低い事をすでに知っていたが、
 浪速大学医学部の本田准教授が発信する情報を中心に、徳衛の目に映ったのは
 異常とも思える役所の対応とマスコミの報道だった。

 その結果、浪速府は経済的な大打撃を受けることとなる。
 だが、その遠因は水面下での前年から続く浪速府知事の村雨弘毅及び
 浪速地検特捜部副部長の鎌形雅史と、官僚たちとの対立によるものだった。

 事態を深く憂慮した村雨府知事は、ブレーンの彦根新吾とともに浪速府の
 未曽有の危機を打開するため立ち上がる。

感想 ※ネタバレあり
 桜宮サーガの一端に連なる作品です。
 新たな行政組織として浪速府が登場します。府長のモデルは今大阪市を
 賑わしているあの人で間違いないでしょう。また、2009年に流行った
 豚インフルエンザも取り込んで、医療ミステリとして成り立っています。

 今思い返しても、豚インフルの脅威が過大に報道されていた感は
 否めません。一部では欧州の製薬会社が利益を出すために情報操作
 という陰謀論もありましたが、それを否定できないような日本の
 対応があったことも事実です。

 バチスタシリーズの登場人物達も多数登場するので、海堂作品を
 読んでいる人は、読んでみても損はない作品だと思います。 

 
5段階評価 ※あくまでも独断と偏見です。
 ★★★★☆

 ★0:読む価値なし
 ★1:やる事が無い時の暇つぶし程度には。
 ★2:何かがおしい!or 好みの問題
 ★3:1回は読む価値あり
 ★4:おすすめ。忘れた頃にまた読みたい。
 ★5:買って損なし。読み続けたい!

ナニワ・モンスターナニワ・モンスター
(2011/04/21)
海堂 尊

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-1 Comments

藍色 says...""
これまでのような医療改革路線とは異なりますが、これはこれで良い作品ではないかと思います。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
2012.12.07 18:18 | URL | #- [edit]

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「ナニワ・モンスター」海堂尊
関西最大の都市・浪速府で新型インフルエンザ「キャメル」患者が発生した。経済封鎖による壊滅的打撃、やがて仄見える巨大な 陰謀。ナニワの風雲児・村雨府知事は、危機を打開でき
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